いのちのオアシス

バイブルビタミン

2022年08月26日

メルキゼデクとは誰か?


今日のことば

創世記 14:18-20 (新改訳JSS2017) また、サレムの王メルキゼデクは、パンとぶどう酒を持って来た。彼はいと高き神の祭司であった。彼はアブラムを祝福して言った。「アブラムに祝福あれ。いと高き神、天と地を造られた方より。いと高き神に誉れあれ。あなたの敵をあなたの手に渡された方に。」 アブラムはすべての物の十分の一を彼に与えた。

 

コメント

ここで不思議な人物が登場します。メルキゼデクはサレムの王、いと高き神の祭司であると言っています。聖書の中でもう一人だけが王であり、祭司であるとされています、それはイエス・キリストです(ヨハネ18:37;黙示録19:16;へブル4:14など参照)。そして、メルキゼデクとイエスは深いつながりがあります(へブル6:20;7:1‐28参照)。聖書学者の多くがこのメルキゼデクは旧約におけるキリストの出現であるとされます。詩篇110篇はメシヤの詩篇(メシヤ、キリストを預言的に指す詩篇)であり、ここでメシヤ(キリスト)は「メルキゼデクの例に倣いとこしえに祭司である。」と宣言しています(いわゆる、キリストの祭司職はレビ系のものではないことを主張しています)。このサレムの王、いと高き神の祭司、メルキゼデクにアブラムが什一をささげたのです(聖書の中で什一の最初の記載)。什一は神のみのものであります(マラキ3:10参照)。そして、メルキゼデクはアブラムにパンとぶどう酒を与えて祝福されました(これも聖餐式の最初の記載です;マタイ26:26も参照)。イエス・キリストこそ私たちの王であり、とこしえの祭司です。聖餐式(キリストの贖いのいけにえを思い起こさせるもの)を通して、私たちも神の祝福に預かります。そして、私たちもこの方に私たちの什一をささげるべきです。これらはすべて、神の祝福と深くつながっています。神はキリストにあって私たちにも、アブラハムの祝福を与えたいと願っているのです(ガラテヤ3:14;エペソ1:3)。

炉心